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2017年10月22日 (日)

ドイツ記⑧ユダヤ博物館

こんにちは。

ドイツ記⑧ 

今回はユダヤ博物館です。

私が借りていたアパートのあるクロイツベルク

地区にあり、千年にわたるユダヤの歴史を

展観することの出来る所です。

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これが目印。・・ですが

特に観るべきは建築。建物。

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建築デザインの巻でもお伝えしましたが

建物全体に痛々しい傷が入っています。

そして上から見ると変形したダビデの

星となっているのです。

(ρ_;)

Jewishmuseumberlin

300pxjewishmuseumberlinaerial

これを設計したのはポーランド生まれの

ユダヤ系アメリカ人建築家 ダニエル・

リべスキンド。

1989年に新しいユダヤ博物館を建設するに

当たってのコンペが開催され、その時に

選出されたのが彼の案でした。

Mg_4328

外観その2.

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内部はこんな感じで床は斜め、壁も斜めで

実に斬新というか、むしろ不安になります。

こういうのを「脱構築建築」というそうです。

Σ( ̄ロ ̄lll)(゚ー゚;

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Mg_4302


窓を中から観るとこんな感じ。 ゚ ゚

**--*:--*:--

彼は殆どの親族をナチスにより虐殺され

父のみが生き延びたという。

なのでやはりリアリティーがあります。

**--*:--*:---

しかもこの建物には入り口も無いのです。

220pxberlin_kollegienhaus

隣にあるこの旧歴史博物館が入り口に

なっています。

現在はこの部分がエントランス、

ここでセキュリティチェックなど。

新館の入口が見えないというのは・・・

ドイツとユダヤの切っても切れない

昔からの関係に由来しています。

*************************

この旧館から中に入ると3つの軸に

分かれています。

220pxjewishmuseumberlintunnels

1、ドイツからの亡命を意味する「亡命の軸」

2、歴史の中での持続を意味する「持続の軸」

3、「ホロコーストの軸」

(持続と亡命を横に貫く形でこれがあります)

**--*:--*:--**

それにしても・・

そもそも何故ヨーロッパの人達は

(ドイツに限らず)

そんなにユダヤ人を差別するのでしょうか

????

***::::::::::*::

ユダヤ人に対する差別と迫害の歴史は

地球規模で実に3000年に及ぶと言われていて、

ここで簡単に言うようなことではないのですが

敢えて乱暴に簡単に言えば、迫害を

決定付ける事件がキリストの処刑でした。

*::::*::**::--:::

当時のエルサレムはユダヤ教の地でしたが

そこでイエスは「自分が神の子である」と

言ったわけです。

ユダヤ教徒はそれに怒ったが当時は

ローマ帝国によって支配されていたので

イエスを告訴したのがユダヤ教徒だった。

しかも銀貨30枚でイエスを売ったユダも

ユダヤ人だったというわけです。

∑q|゚Д゚|p (;-ω-)ノ

ヨーロッパはキリスト教社会ですが

キリスト教は勿論のことイスラム教にしても

ユダヤ教にしても「一神教」で、自分が

信じる神以外は悪魔ということに

なるわけです。

(ノ_-。)(〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.

宗教に関してかなり曖昧な日本人には

理解し難い事なのですが、その事が今も

中東戦争やテロとなって続いてると

いう悲劇(ρ_;)

**--*:--*:--**

さて、実際に中に入ってみると・・

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まずどっちから行こうかと迷うのですが・・

(゚ー(/_;)

勾配のついたほうから歩いていくと・・・

段々天井が近づいてきて圧迫感が増してきて

・・外に出ると・・

Mg_4316


わー圧倒されるΣ( ̄ロ ̄lll)

横から見ると・・

12536_n

こんな感じの「亡命の庭」に出ます。

床は急角度で傾いていてその床に垂直に

49本のコンクリート柱が立ち並び、

そのうちの48本の上にベルリンの土が、

残りの1本にエルサレムの土が入っていて・・

∑((・oノ)

平和と希望の象徴であるオリーブとグミの木が

植えられています。(゚▽゚*)

イスラエルの建国が1948年、7はユダヤ教の

聖なる数なのだとか・・

ラッキーセブンってこのこと??(゚0゚)(゚ー゚;

**--**--*:--**

さて次に短い「ホロコーストの軸」を進むと

その先には「ホロコーストの塔」があります。

中はがらんどうで真っ暗( ̄Д ̄;;

そこに一人で入りこむのです・・

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天井から差し込む僅かな光だけが頼り・・

・・・・・・・

怖かったです。ガス室に入れられたような・・

Σ( ̄ロ ̄lll)

この空間はホロコーストの犠牲者を

悼む場だったのだそうですが・・・

私はただひたすら怖かった・・・

Σ( ̄ロ ̄lll)(^-^;

**--*:--*:::*:::

さて3番目「持続の軸」を行った先には

急な階段があり、地下から3階までの

各階に設けられた展示室を観ていくことに

なります。

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ここにユダヤ民族の1000年の歴史が

年代順に展示されていて興味深い。

w(゚o゚)w

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ユダヤ教に関するものや・・

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古くからの住居の様子・・

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イスラエルの人達が古来から大切にしてきた

オリーブの木をベースにした生活のことや

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生活用品などなど・・

**--*:--*:--**

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そして興味深いのはこれw(゚o゚)w

色々なお金(コイン)を種類別に分けて

数えるためのテーブル。

*:::*:--*:--**

「ベニスの商人」の物語でも知られるように

昔からユダヤ人は金融業で生き延びてきました。

キリスト教、イスラム教では利子をとる

金貸し業は卑しいものとして禁じてきたので、

そういうことはユダヤ人がするものだと

いうことになり・・

長い歴史の中で必要にせまられて金融に

関するあらゆるノウハウ・・近代に至っては

株式や債券、保険、クレジットや果ては

M&Aなども・・・を考えだしてきたのです。

( ̄Д ̄;;

逞しいですね。

**--*:--*:--**-

さて近世になって最も悲惨なナチスによる

ユダヤ人虐待に関する展示。。

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(ρ_;)(ノ_-。)(ρ_;)・・・・・

のなかでも

女性に関するコーナーもあったり。。

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ユダヤ人女性の受難・・

ああこれはまたアウシュビッツの巻で

お伝えします。

(ノ_-。)(ρ_;)

P1070443

これは戦後ナチスドイツを検証するための

コーナー。

**--*:--**--**

そして「記憶のヴォイド」と呼ばれる

この空間・・

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10000枚の、顔のような鉄版が敷き詰められた

イスラエル人彫刻家によるインスタレーション。

どれひとつとして同じ顔は無い。

Σ( ̄ロ ̄lll)(ρ_;)

これの上を歩くことも出来るがそこで出る

金属音が、踏みつけられてきたユダヤの

人々の叫びに聞こえる・・・!!

(ρ_;)(;д;)

**:--**--**--

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やがてイスラエルが建国されて現在に至る

まで・・・

*::--**--**--**

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・・・・・・

ああ、あまりにも凄い歴史に胸潰れる思いで

階段を下りていきました・・

(;´Д`A ```

**--*:--**--**

・・・・

さて来週は、今でもイザと言う時には

3600人を2週間収容できるという

地下核シェルターのあるw(゚o゚)w

”The Story Of Berlin”というベルリンの

歴史を紹介した博物館について

お伝えします。

お楽しみに

(*^-^)

https://studio.artuminaka.com/

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