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2018年1月14日 (日)

ドイツ記⑱ハンブルク駅現代美術館

こんにちは。

年末年始勝手にお休みしていました

ドイツ記(^-^;

今回はその18回目、ハンブルク駅

現代美術館について書いてみます。

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ベルリン中央駅のこの出口から出て右、

歩いて5分のところにあります。

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お天気が良いときはこんな感じらしいですが

私が行った時はあいにくの雨。

(ρ_;)

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ほんとよく雨に降られました

(;д;)

ここはもともとベルリンとハンブルクを

結ぶ駅だったところです。

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その駅舎を改装して美術館にしてあるの

ですがとにかく広いw(゚o゚)w

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これが中央エントランスです。

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展示室に入った途端にアンゼルム・キーファー

のこの作品に圧倒されました。

キーファーはドイツを代表する現代美術作家、

画家で、ナチス時代のことなどをテーマに

制作しました。

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なんと痛々しい作品でしょうか。

ドレスにガラスが突き刺さっています。

ナチスに連行されて酷い目に遭った

女性達の心境が想像されて涙がでそうでした。

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ここに来たときはまだアウシュビッツ強制

収容所には行ってなかったのでこの

数字は何だろう?と思っていました。

・・でも行ったらわかりました。

収監されたら即通し番号をつけられて

いたんですね。

そうする間もなくガス室に送られた

人も多かったようですが。

・・・ビルケナウ収容所のあの線路

が描かれた巨大絵画もありました。

**--**--**

そして常設展示室のもっと奥に行くと

・・・・・・・・

ドイツで一番代表的な現代美術作家で

教育家、社会思想家でもある

ヨーゼフ・ボイスの展示空間になって

いきます。

キーファーはボイスに学んだのでした。

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この人です。(1921-86)

「社会彫刻」という概念を生み出し、

「人は皆芸術家であり、その集合体である

社会を芸術作品として創り出す」といった

考え方で「緑の党」の結党にも関与し、

シュタイナー人智学も深く研究しました。

脂肪や蜜蝋、フェルト、鉄、石など独特の

素材を使ってパフォーマンスを繰り広げ

ましたが・・・・・

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これが代表的な「フェルトスーツ」。

ボイスは第2次大戦中東部戦線に

参戦したがその時ソ連軍に撃墜され、

遊牧民のタタール人に助けられたの

でした。

彼らは熱が奪われないように脂肪と

フェルトで包んでくれたといいます。

*****==*****

ボイスのパフォーマンスのビデオは会場の

至る所で観ることが出来ます。

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また、当時ビデオアートの先駆者であった

ナム・ジュン・パイクと組んで音響を使うことも

多く、その時に使ったピアノも

置いてあります。

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こんなふうに、 パフォーマンスを行った時の状態がそのまま

残されています。

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・・こういう大理石も使ったんですね。

また1982年のドクメンタ

(5年に一度カッセルで開催される

現代美術の大展覧会)では、

カッセル市内に7000本の樫の木を植えると

いうプロジェクトを開始しました。

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この時植えられた樫の木は今成長して・・

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こうなっているのです。

環境問題に真剣に取り組んだボイスは

緑の党の欧州議会議員候補として立候補

したり、反核運動の先頭にも立ち続けた為

常に反対勢力から攻撃されるスキャンダルの

渦中にあったといいます。

1984年には日本にもやってきました。

ボイスの芸術観は今も世界中に影響を

与え続けています。

ドイツが環境先進国なのはこういう素地が

あるからだと頷けます。

いやあ本当に尊敬に値する人です。

***==**==

他には主にアメリカ現代美術を展示した

部屋もあります。

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これは有名なアンディ・ウォホールの毛(MAO)

こんなに大きな作品だったんですね。

NYのMOMAでもみませんでした(^-^;

見学に来ているのは中学生か高校生か?

・・・・・・・・・・・・・

2階に上がってみると・・

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他の作家さん達の展覧会も観ることができて

ラッキーヽ(´▽`)/

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抽象的で観念的なものが多いのでちょっと

難しいというのが現代美術の特徴ですが・・

作家さんの意図とは別に観る人が自由に

感じても良い、というのが特徴でもあり、

作家がその感想を聞いて驚くことも

あります。(^-^;

*****==*****

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ミュージアム・ショップには草間弥生の

カボチャの枕が売ってましたヽ(´▽`)/

今や世界のクサマですねえo(*^▽^*)o

なんと豪快で分かり易いo(*^▽^*)o

****==******


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レストランもありましたが入らず。

ここ有名な良い店と後で知りました。

(^-^;

****==****===

うーん本格的にドイツの現代美術が

鑑賞出来るところでした。

ドクメンタの話がでたので来週は

今年のドクメンタについて書いてみます。

これを観るのがドイツにやってきた目的の

ひとつでもありましたので。

お楽しみに

ヽ(´▽`)/

https://studio.artuminaka.com/

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